2015年8月24日月曜日

【企業と救貧】
もし私が社長なら、社内で「(頼母子)講」を創設する。これは希望する者が掛け金を拠出し資金をプールする。
その資金は、抽選で当たった人(希望者がくじを引く)に融資される。くじは有料。くじ引き券は一人何枚でも買える。
宝くじとの違いは賞金、すなわちプレゼントではない点。

融資は無利息。なぜなら、融資を受ける者は予めくじを買うなど、すでにリスクを取っているから。
ある融資額に対しくじ引き券を一枚何円にするかは、各企業で事情は様々だから、それぞれが市場原理に従って決めれば良い。

2015年8月6日木曜日

原爆投下と日本の共産主義化

【原爆投下から70年】
書籍によると、ヤルタ会議当時、すでに東西冷戦は始まっていたらしい。そこでは旧ソ連が日本に対する敗戦処理を巡り、北海道の北半分をくれと主張したそうだ。ドイツとの戦闘の見通しが立った旧ソ連としては、目が極東に向いたわけだ。

その時米国はこれを阻止するため、核兵器の開発を急いだ。それで会談と前後して、原爆完成、との報を受けた米国大統領トルーマンは旧ソ連に対し強気に出たらしい。つまり北海道領有の主張に「ノー」と言って拒否した。

もちろん旧ソ連も核兵器開発を急いでいた。ただし、その後の東西冷戦と異なり、米ソ相互に核兵器を使用するという直接対決の目的を持たなかった。これが重要な点だ。

種類の異なる二発もの原子爆弾を投下した米国は、人体実験の要素も併せ持っていた。慌てた旧ソ連は長崎原爆投下から三日後、日ソ不可侵条約を無断で破棄し、旧満州等、日本が統治する領地へ侵入し、終戦後の権益確保にむけ実績作りを急いだ。しかし原爆開発自体は米国に後れを取ったので、弱気となった分、北海道の北半分領有という夢は叶わずじまいとなった。

【結論】
ヤルタ会議当時、米ソが核兵器開発を競ったのは日本やドイツが標的だった。しかし同時に共産主義と自由主義との対立が表面化していたから、米国としては日本の共産主義化を防ぐ狙いがあった。それで旧ソ連に対し、自由主義国の軍事的優位を誇示するとともに、日本に早く降伏して欲しかった。
もし日本の降伏が遅れていたら、旧ソ連が北海道等に侵入するのを指をくわえて見ているほかなかった。なぜなら米国には三発目の原爆はもうなかったからだ。連合国の仕組み上、米ソの直接戦闘はあり得なかった。

2015年3月31日火曜日

直感か、それとも組合せと確率か

春が来て、スーパーでイチゴを見かけたので買った。その際練乳を探したが見つけにくかった。イチゴとは離れた場所にあったからだ。

最近では顧客が何を買ったかについてのデータは蓄積して販売戦略に活かすことができる。その時例えば品物Aを買う人は同時にBを買う傾向又は確率が高い等の情報を得るのも簡単だ。

以上の条件下では、商品の配列は漫然と直感で行うのではなくデータ相互の相関関係に基づいて行うのが、買い物しやすいお店と言えるだろう。

現代は物事を直感で行わざるを得ない時代ではないから、必要に応じ直感を排除する動きが求められると言えるだろう。

2015年3月21日土曜日

もうすぐ統一地方選挙

【議員と手口】
手と口が合わさって「手口」という。
地方議会議員を含め、各議員はそのうちの手が足りない。主張などの口は十分だが、どのような手を打ったのか不明な場合が多い。

口、つまりしゃべるのは従来の7割程度に減らし、その分ドンドン手を打ってほしい。ただし各首長案に賛成の手を上げるのは、ここで言う手を打ったことにはならないから注意が必要だ。

2014年9月29日月曜日

"大株主"と権力集中

【シホン主義と老後】
株式などの有価証券を若い時からコツコツと買いだめして、その利回りで老後の生活を保障するのが本来のシホン主義の姿だ。もちろん銘柄は一定である必要はなく、品格の無い企業の株はドンドン売れば良い。
こうすることで税や公的保険を不要にできる。
【競争社会と経済成長】
こうした個人株主の人気投票によって、大企業でも平気で潰れるようにするのが真の競争社会である。そうしてこそ逆に新規起業の芽が伸びる。この伸び率の総体が経済成長に他ならない。
【大株主と企業の品格】
これを妨げているのが、大株主による経営独占だ。つまり現行法では、株主には取締役の選任権があるから、各取締役は解任を恐れて大株主の顔色ばかりをうかがう。それでブラック起業等、品性下劣又は倫理観の欠如した会社でも、大株主のがめつさに付き合わざるを得ない。
そういう中では、いくら個人株主がその会社の株を売っても、大株主が動かなければ株価に大きく影響しないだけではなく、取締役の人事にも変化が無い。
【シホン主義と救貧】
シホン主義では、各企業による寄付金で貧困救済を行うのが元々の趣旨だ。しかし銀行や法人などのがめつい大株主に取締役や理事が人事を掌握されていれば、寄付しようにも大株主に反対される。
【商(会社)法改正と企業倫理】
この際会社法を改正して、株主が取締役を選べないようにすべきだ。
取締役は社員の互選など自由に決める。所有と経営の分離という、シホン主義本来の姿を現出させる。もし企業が不祥事を起こせば株を売ることで制御する。各取締役は株主から解任されないから、株価の低迷を恐れ、寄付額を増やすなど、大衆株主の倫理観に基づいた経営を心掛けるようになるだろう。この、「会社の支配権は大衆株主にある」という仕組みは、もっと有価証券を保有しよう、という意欲を国民にもたらす効果がある。

2014年4月21日月曜日

中国 度量衡

2014年4月2日水曜日

入社式と幕藩体制

この時期、毎年恒例の入社式の場面が報道される。日本人はこの入社式とか正社員という仕組みが、徳川幕藩体制に由来することを知らない人が多い。正社員とは仕事の内容を変えてでも会社に帰属し続ける社員を言う。こういう、一生を組織に託す仕組みがかつての藩に当たる。

私はいわば「我が社さえ安泰ならば、たとえ世界が滅びても構わない」と言わんばかりの組織絶対主義に、反吐が出るほどの違和感を覚える。

会社制度を創設した西洋では、会社は社員が食い物にする対象であり、社員と資本家との利害が激突する戦場でもある。「みんなで協同して儲けたおカネをみんなで山分けしようぜ」以外に何もなく、ようするに愛社精神の概念はない。もちろん滅私奉公という考え方もない。社長は殿様という感覚もなく、社員は一家という意識もない。じつに明瞭で清々しい。

徳川幕藩体制は二百数十年続いたから、その癖が抜けるにはもうしばらくかかるだろう。今でも社員個人に全責任を負わせ、そして組織の存続を図る会社や団体の事件例は、枚挙にいとまがないほど多い。