石原東京都知事は、以前カジノ構想といって東京都内にカジノを建設することにより外国人を誘致するなど、経済発展を目指していた。しかし昨今では電力の節約が大切だということで、飲料水などの自動販売機についてこれを好ましくないとの考え方を明らかにしている。一般的に言えばネオンサインや賭博の機器などにより、カジノは大量の電力を消費する。これはパチンコ屋と同じだ。ようするに石原知事は、「経済発展のためには、電力の大量消費は気にしなくても良い」との基本的考え方を持っていたことになる。 それなのに今回は、カジノどころか、自動販売機やパチンコ屋までもが好ましくない物の代表例として挙げられている。これを推察すると、石原都政は、「経済発展のためには電力の消費に注意しなくても良い」との考えから、「電力の消費に注意するためには、経済発展の優先度は低い」との考え方に変えた可能性がある。もしそうなら、かつてカジノ構想を打ち立てたときと、考え方が変わったのかどうかについて、公式の場で一言説明が必要だろう。