いま全国で、飲食店の経営が苦境にあえいでいる。それもこれも、飲食店に至る交通手段が無い点が大きく影響している。
道路交通法など、かつては飲酒運転に対する処罰が緩かったから、中には自家用車で飲食店に至り、そして飲酒する顧客も存在した。しかし飲酒運転に対する罰則が強化されて以降は、客足が遠のいた。
この交通事故防止と飲食店の経営改善及び消費活性化のためには、飲食店から自宅に至るまでの有効な交通手段を確保する必要がある。その点基本となるのが運転代行業務だ。ただし運転手の賃金を確保する観点で言えば、現状では運転代行の運送料を安くするのには限界がある。つまり"足代"が高いから、その分だけ飲食店における消費量は減る。
各地地元の飲食店、とりわけ公共交通機関に恵まれない、地方における飲食店の経営を楽にしたり、あるいは酒蔵の経営などを楽にさせるためには、飲酒量と交通事故防止のバランスを取らなければなならない。そのためには、運転代行などの交通手段での、コスト削減が鍵となる。
その改善策としては、例えば飲食店の集まる地区に、八人乗り程度のタクシーが定期的に巡回するための停留所を設置することを認めるなどの手法がある。こうすることにより、飲食店の顧客の立場で、定時に巡回するタクシーを待つことで、無事に帰宅することを予想できるから、安心して飲酒することができる。こうして定期客が見込めれば、運送業者としても経営が楽になる。
その他に、第二種自動車運転免許の取得者を一種の技術者とみなし、外国人労働者を運転手として雇うことも良い方法だ。そのため入国管理法などを改正する。
このようにして、飲酒者を運送するための運送業の経営を楽にすれば、帰宅手段が゜確保されるから、多くの人々が飲食店を訪れるようになる。これが、地方における消費を活性化させる有効手段となる。
その他に、お米の消費量拡大の観点からも、国民の飲酒量を復活させることには大きな期待感があることは言うまでもない。