いま菅直人氏が日本国の総理大臣を務めている。最近大雨により奄美大島で洪水が発生し、老人ホームの入所者に死傷者がでた。この雨は前代未聞の記録的な集中豪雨だったらしい。
菅総理が内閣の支持率を気にしているのかどうかは分からない。しかしこういう大災害に際し、何をさておいても現場に直行するという態度があれば、内閣支持率が上がるのは間違いない。例えば中国共産党指導者は大地震が起きれば外遊を中止して現場に行くし、チリの鉱山での落盤事故でも、チリの大統領は鉱山現場に急行する。これが国民の安全保障に対するリーダーの基本的態度だ。
菅総理をはじめとする民主党政権は、「政治とカネ」とか同一政党内の権力争いや又は国際会議など、”貴族政治”に終始するばかりで、地に足がついた泥臭さが足りない印象をうける。これでは国民を惚れさせることはできず、真の意味での支持率を獲得することは出来ないだろう。
仮に日本が王制の国ならば、菅内閣のように”エリート”と面談するだけでも政治が成り立つかも知れない。しかし民主主義下の総理は、可能な限り現場に接近することによって国民に密着しようとする態度が求められる。