2009年12月4日金曜日

介護と奴隷

現在の政府は、特に地方での労働環境を改善するため労働者を工場から介護の現場へと移転させることを目ろんでいる。しかしフィリッピンやインドネシアから介護要員を招いていることから想像できるように、現在の介護の職は奴隷に近い実態を有している。今後人権意識がますます高まる中、仮に二百年後の人たちに語らせるとしたら、現在行われている労働の輸入はこれを奴隷売買と呼ぶに違いない。古代ギリシャの家内奴隷や、或いは近代における西アフリカからの奴隷等も、有力な産業の無い地域に、出稼ぎのような形で奴隷を売る人たちがいて成り立っていた。それで西アフリカに金銭がもたらされた。

ただしそういう事態を避けるためには、介護の団体などが率先して、介護職の専門性を高める必要がある。要するに手足の側面だけではなく知識も要求されるような差別化を図る必要がある。

結局、ある意味で誰もが”誰にも真似出来ない仕事”を目指さなければ社会全体は発展しないばかりか、逆に愚民が増えるだけとなる点に注意しなければならない。