午前八時半に再び北朝鮮へ向け出航と言うことで、食べかけだったお弁当を食べ始めた。
そのお弁当の中に多くの毛髪が混っていた。それでその食堂の二人のおばちゃんと食品衛生について話した。お弁当のラベルには岡山市の業者の名が記されていた。
隣の席に二十代の、黒いベレー帽に黒い服の女性客がいて、そのお弁当の残りを試食した。
すでに他に客はなく、私は「早く降りよう」などと声をかけた。
美しい女性で、おばちゃん達が「あの男性と結婚すれば良いのに」と女性に耳打ちしていた。
※登場人物は全員日本人
Okamoto Eizo
岡本英三