2009年6月21日日曜日

軽貨の南欧、重貨

イタリアを含む南欧の商人は香辛料(especia)など、軽くて高級又は贅沢な商品で儲けていた。それらは遠隔地からの商品だった。

他方イギリスを含む北欧地域は毛織物(lana)などの重貨で儲けていた(但し輸出用)。それらは一般市民向けの日用品を含んでいたため、消費者に対する商人組合のモラルも求められた。

産業革命は動力革命であり、必然的に重貨の北欧で起きた。

資本主義と宗教改革と北欧のゲルマン精神とは、経済の庶民化という点で実は渾然一体だった。

Okamoto Eizo
岡本英三